【カイジのネタバレ】兵藤の素顔が意外!兵頭の隠れた性格や名言まとめ

カイジ 兵藤

 

漫画「カイジ」は、クズと悪党による戦いが描かれた異質な作品で、その中でラスボス的な立ち位置にいるのが、帝愛グループ総帥「兵頭」です。

 

部下などからは「会長」と呼ばれており、世界中から金を集め自身の王国を作ろうと画策している金の亡者。

 

そんな兵頭ですが、色々な名言などを残しているのをご存知ですか?

 

ここでは、兵頭の性格や名言などについて紹介していきます。

 

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1.カイジの兵頭が世間から恐れられている理由

 

カイジ 兵藤

 

カイジに登場する兵頭は、主人公「カイジ」の行く手を阻む厄介者であるのと同時に、本作品のラスボス的な立ち位置にいる存在です。

 

金の亡者でありながら、どこか現実的な思考も持ち合わせており、世の中の情報をつまらないと一蹴していながら、誰よりも世間に詳しいという異質な人物でもあります。

 

そんなカイジが世間から恐れられているのは、「嗜虐癖」を持つサディストだからです。

 

帝愛グループは消費者金融を筆頭とするコンツェルンで、莫大な資産を有しており国を裏側で操っているとの声もあります。

 

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借金が返済できず多重債務者となっているクズにゲームをさせ、理不尽なルールを突きつけ負けたらお仕置きをします。

 

苦悩や絶望で顔がゆがめられる所を見るのがたまらなく好きで、残虐行為をして痛がる顔を見るのも大好物。

 

圧倒的な権力を有しているので、誰も逆らうことができずもちろん多重債務者が、反論する余地などありません。

 

懲罰を強制し、命を奪うことを全くためらいません。

 

 

2.カイジの兵頭に隠された意外な過去とは?

 

カイジ 兵藤

 

ラスボス的な立ち位置で存在感を際立たせている兵頭ですが、実は当初から姿を現わしていた訳ではありません。

 

初登場は「希望の船」におけるラストでシルエット姿で現れ、名前が判明したのは「賭博黙示録カイジ」の13巻でのこと。

 

「ティッシュ箱くじ引き」において、カイジと直接対決をしますが、圧倒的な強さに読者も震え上がりました。

 

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そんな兵頭ですが、意外な過去が隠されているので以下から紹介しますね。

 

兵頭の家族構成などは謎に包まれていましたが、ワンポーカー編の和也の回想において「ソフィー」なる妻がいると判明。

 

和也が子供の頃、兵頭は息子が遊んでいた「黒ひげ危機一髪」について、「たるに入った人間を剣で刺すとは…」と、危険な遊びだと苦言を呈しています。

 

今の兵頭であれば、「リアル黒ひげ危機一髪」を平気でやりそうなので、この発言から兵頭の過去が分かるでしょう。

 

つまり兵頭は、和也が子供の頃は、まだまともな理性を持っていたのです。

 

そして常識と照らし合わせて的確な判断ができる人間であり、父親として手本を示せるようなタイプ。

 

回想編にて過去が判明することで、意外な素顔が明らかになりました。

 

 

3.カイジの兵頭に見られる性格

 

カイジ 兵藤

 

カイジの兵頭はあり得ないほどの残虐性を示すことが多く、多重債務者を人間のクズとしか考えておらず、拷問を楽しみにしています。

 

自らを「王」と名乗るだけあり、部下に対しての当たりも厳しく、気難しい性格をしていることが本編からも分かるでしょう。

 

ところが、それらは表面的なもので、兵頭が持つ「素」の性格は全く別である可能性が浮上しているのです。

 

というのも、兵頭は世の中の真理を突く発言を残しており、現実的な見方を常に取り入れている節があります。

 

それだけでなく、「困っている人間を見たら、見捨てることができず金を貸したが、幾度となく裏切られた」とも発言。

 

今のカイジと同じような性格をし、辛酸をなめてきたことで人格が変わってしまった可能性があるんですね。

 

ですから、以前の兵頭はお人好しで頼まれたら断れない、そんな性格をしていたと考えられます。

 

 

4.カイジの兵頭がもっと分かる!名言特集

 

カイジ 兵藤

 

兵頭はカイジのラスボス的な立ち位置におり、誰もが恐れる存在です。

 

言動は常軌を逸していますが、発言の中にはどこか真理を突くこともあり頭脳明晰である点が伺えます。

 

そうした兵頭の口からは、いくつもの名言が誕生しているのでファンが厳選したものを以下から紹介しますね。

 

  • いいんだよ他人がどう苦しもうと…唯一問題なのは自分の幸福だけ
  • 命はもっと粗末に扱うべきなのだ
  • 折れた足をいじられると彼は痛いが、わしは痛まない
  • 燃え…闘うことも大事だがそれと同等に引き際を見極めることも大事
  • 王は負ける戦はせぬのよ

 

サディストでありながら、勝負にはフェアでどこか現実的な一面が垣間見える名言ばかりが並んでいます。

 

作中で登場する場面はそれほど頻繁ではありませんが、登場すれば圧倒的な存在感を見せつけるので読者の脳裏にも焼き付くのです。

 

 

5.カイジの兵頭が可愛いと騒がれているのは何故?

 

カイジ 兵藤

 

サディストで拷問を好み、人が死ぬことに何ら抵抗を示さない兵頭ですが、「可愛い!」とネット上などで騒がれているのをご存知ですか?

 

お世辞にも可愛いとは言えませんが、可愛いと騒がれるのにはきちんと理由があります。

 

それはスピンオフ作品、「中間管理録トネガワ」にて登場する兵頭が、ギャグ要因になっているからです。

 

  • 夜に行われた会議で寝る
  • 寝言で「もう食べられぬ」と発言する
  • 爪をキレイにしている
  • 構ってもらえないと不機嫌になる

 

これまでの兵頭のイメージがガラリと変わるものばかりで、コミカルに描かれることもあって「可愛い!」と話題なのです。

 

スピンオフ作品なので、カイジの世界とリンクしている訳ではなく、時系列もカイジの前の時間軸を舞台としています。

 

とはいえ、残酷なイメージがあった兵頭が、あそこまで変わった訳ですからそのギャップに読者は驚きを隠せなかったんですね。

 

 

カイジ 兵藤まとめ

 

カイジ 兵藤

 

ここでは、兵頭の性格や名言などについて紹介していきました。

 

兵頭は残酷な一面を覗かせる一方、昔はお人好しで困っている人を見たらすぐにお金を貸していましたが、幾度も裏切られたとのこと。

 

そのため現在の性格になり、数多くの名言を残すに至っているのです。

 

カイジのラスボス的な立場を今後も貫くでしょうから、物語で重要な役柄なのは間違いないので、今後の活躍に期待したいですね!

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