【カイジのネタバレ】地下王国の状況が悲惨!王国の中身や労働施設の内情
漫画やアニメ、さらには実写化されたカイジは、日本だけではなく世界からも人気を得るなど有名な作品になっています。
フィクションながらも現実に登場するギャンブルなどを使い、独自ルールを織り交ぜながら、読者がドキドキできるよう工夫されているのも特徴です。
そんなカイジですが、「地下王国」が色々とヤバいことをご存知ですか?
ここでは、地下王国とはどういったところなのかや、労働施設の内情などについて紹介していきます。
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1.カイジの地下王国はどんな場所?
漫画「カイジ」の世界は、帝愛グループが絶大な権力を掌握しており、総帥として知られる兵頭は裏で日本を動かしていると言われています。
周囲から会長と言われる兵頭は、世界中からお金を集め自身の王国を築くことを目標に、裏の組織を使って日々金稼ぎをしているのです。
そんな兵頭とカイジは事あるごとに戦うことになり、カイジの宿敵として至る所で関わりを持ちます。
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さて、兵頭率いる帝愛グループは、「地下王国」なる極秘の施設を建造しており色々ヤバいと話題。
地下王国とは、どんな所なのでしょうか?
カイジの世界に登場する「地下王国」とは、一つの国家を指すのではなく、非常時でもお金持ちの人はリッチな生活をするべきとの理念によって造られた超豪華な核シェルターのことです。
帝愛グループへ貢献した者が、核シェルターへ入ることを許され、これを「入居する」と表現しています。
居住権を与えられるのは年に1人程度の割合で、ごく少数のためのシェルターであると分かりますね。
そこはまるで「王国」のような豪華さで知られ、日本のセレブが裏ルートでこの情報を手に入れているのだとか。
2.カイジが働いた地下強制労働施設に入る人の特徴
地下王国には核シェルターがある一方、強制労働施設が備えられている特徴があります。
ただし、「地下」という記載のみで、どこにその施設があるのかは謎に包まれているのです。
では、カイジも働いたことがあるこの労働施設は、どんな人が入るのでしょうか?
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地下の強制労働施設は、莫大な借金を帝愛グループから抱え返済の見込みがない、劣悪債務者がたどり着く終着地点です。
返済の見込みがない者や、帝愛グループの信頼を失墜するような、著しい失敗をした人も送られます。
返済に集中できる環境が整っていますが、過酷な環境が待っています。
3.カイジに登場する地下強制労働施設の待遇
地下強制労働施設と聞くと、刑務所のようなイメージがあるかもしれません。
実は一般的な刑務所のほうが、まだ楽だと言えるほどこの施設は過酷です。
基本的に1000万円の借金で15年が収容年数の目安になっており、借金の額に応じて働く年数が変わっていきます。
待遇も劣悪そのもので、非常に厳しい労働環境が用意されています。
- 年間312日労働
- 肉体労働
- 現場の作業環境は劣悪
- 粉塵による肺の病気、熱中症の危険性
- 事故による死傷者が後を絶たない
- 病気になっても基本的に放置
ほとんど休みなく働いても、日給はおよそ3500円程度と激安。
体を壊す人も多く存在し、労働者は雑巾のような扱いを受けるなど劣悪を極める環境で精神も肉体もボロボロです。
4.カイジの地下強制労働施設の良い点
カイジの世界に登場する強制労働施設ですが、劣悪な点ばかりが注目されますが良い点も少なからずあります。
それは「ペリカ」という独自の通貨によって、売店で商品を購入できますし、自由時間がある程度与えられているという点です。
また気晴らしのためにギャンブルをするのも自由ですし、働く者のお金の貸し借りは基本的にノータッチ。
働いてくれさえすれば、それ以外は特に干渉されない制度になっており、監視カメラによって必要以上の虐待行為も抑制されています。
シャワー通路や脱衣場なども設けられ、毎日掃除されているのでキレイな環境で使用できるのも、刑務所とは違うところでしょう。
ただし、ペリカは日本円の10分の1のレートとなり、販売される商品はぼったくり価格です。
それでも、ここで働くことで債務にかかる利息が免除されるため、元本の支払いで済むという利点は大きいもの。
5.カイジの地下強制労働施設に対する疑問
カイジが働いたこともある、地下強制労働施設に関しては読者の間から疑問が出ています。
その疑問というのは、「1日外出券を使って地上に出たら警察に通報するのではないか」というものです。
ペリカを使って買い物ができる売店には、1日外出券なるものが販売されており、これを購入することで1日だけ外に出ることが可能。
それを使って警察に逃げ込めば、地下で行われている劣悪な労働環境のことを知ってもらえ、帝愛グループの闇を暴くことができるのでは?との疑問があります。
この点に関する答えとして、可能性が高いのは「警察も買収されている」というものでしょう。
帝愛グループの力を持ってすれば、国家権力である警察をを買収するのは特に難しいものではありません。
ですから、労働者が警察に逃げ込んだとき、すぐに帝愛グループに報告が入り、連れ戻されてしまうため地下での強制労働施設の存在は、絶対に外に漏れないようになっているのです。
カイジの地下王国まとめ
ここでは、地下王国とはどういったところなのかや、労働施設の内情などについて紹介していきました。
カイジの世界における「地下王国」は、超豪華な核シュエルターのことで、住民になる人は1年に1人程度なのでかなり限られた者しか与えられません。
またどこかの地下には、強制労働施設が存在し、劣悪な環境の中で長時間労働をさせられ精神的にも肉体的にもボロボロになります。
地下にカイジがいた時は、上手く脱出できたことであまり本編でも触れられなくなりました。
それでも、まだ謎が多い施設なので、今後も登場する可能性はあるので注目していきたいですね!